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記事の内容
・第6位:Netflix
・順位の理由
・2021年 第二四半期にアメリカとカナダの会員数が43万人減少。
・上記悪材料にウォール街が反応し株価が下落基調。
・Netflixが予想している第三四半期350万人の会員数増加は
ウォール街が予想した550万人増加には程遠い。
・最近の会員数増加予測およびEPSがウォール街の予想を下回っていた。
・第5位:Amazon
・順位の理由
・2021年 第二四半期は経済活動再開の影響を受け売上がウォール街の予想より低かった。
・EUにおける反トラスト法の罰金など、当局の規制圧力がこれまでになく強まっている。
・ここ数年、Prime Dayセールが株価に大した影響を与えなくなっている。
・新CEOのAndy JassyがJeff Bezosに比べてスター性が無い。
・第4位:Apple
・順位の理由
・楽観材料として、第三四半期は前年比で収益が約2倍となっており、
収益・利益ともに予想を上回った。
・悲観材料として、輸送費の上昇・サプライチェーンの課題により
同様の成長が続きはしないとApple自身が認めている。
・900億ドルの自社株買いは追い風だが半導体不足は向かい風となっている。
・第3位:Facebook
・順位の理由
・ユーザー一人当たりの平均収益が前年および予想を上回った。
・非広告、特にOculus等VRビジネスが前期比36%成長している。
・メタバースの計画にはマネタイズなど議論の余地はあるが、
結果としてFacebookの株価はS&P500の2倍以上上昇している。
・第2位:Microsoft
・順位の理由
・Azureクラウドの収益が前四半期だけで50%成長。
・Microsoft Dynamics CRMを含む生産性ビジネスが勢いを増している。
・Xbox・ビデオゲームビジネスが著しく成長、
ハードウェアの売り上げは前年に比べ3倍以上。
・第1位:Alphabet
・順位の理由
・2021年第二四半期はデジタル広告の収益が前年比62%増と驚異的な成長、
四半期売上高は史上初の600億ドル超え、営業利益も17%から31%へと改善。
EPSもウォール街の予想を上回った。
・投資家向けの好材料として、500億ドルの自社株買いの計画がある。
・Googleクラウドの収益も拡大しており、前四半期は4億ドルを超えている。
感想
Netflix、Amazonはちょっと勢いを失くしていて、
Appleは今はいいけど将来的に悪材料あり、
Facebook、Microsoft、Alphabetは絶好調といった感じか。
個人的にはMicrosoftが2位でAzureが伸びているのがとても意外だった。
今後も同様の成長が続くかはわからないが、Azureの勉強もしておくと後で役に立ちそうだ。
記事の中で気になった単語・表現
glass half-full:楽観的
glass half-empty:悲観的
hamper:妨げる、邪魔する
blue-chip:優良な
buyback :買戻し、自社株買い
for a host of reasons:多くの理由で
silly notion:ばかげた考え
icing on the cake:さらに良いこと
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